猫でもわかる新指導要領の評価(通知表)のつけられ方

みかん

今年度(2021年度)から通知表のつけられ方が変わるって聞いたけど本当!?

テラス塾長

はい!4観点から3観点に変更されます!元学校の先生が、評価していた立場から解説します!

これを見れば、先生がどこに注目して成績をつけているのかがわかり、より通知表の成績が上がりやすくなりますよ!

今までの評価観点4項目

従来の評価観点

◎知識・理解:ざっくりいうと、暗記系の知識を覚えられているかで見られることが多い

◎技能:知識を正確に活用できているか。計算、実験器具の取り扱い、資料活用など

◎思考・判断・表現:自分の考えを自ら表現できているか。発表や作文、ノートやレポートなど

◎関心・意欲・態度:授業中の様子や、ノートや提出物の出来など

この4つの観点で評価されていました。

しかし、「知識・理解」と「技能」の観点が、教科によっては評価する側にとってややこしかったんですね。

というわけで、それを整理してすっきりさせよう。評価しやすくしよう。という流れになったのです。

2021年度以降の新評価観点

4つから、3つに整理されました。

新評価観点

◎知識・技能:各教科で身につけるべきとされている知識やスキルについて、十分に習得しているかが評価の対象

◎思考力・表現力・判断力:知識を活用した問題解決能力グループでの取り組みや発表、レポートなど、評価方法は教科によって様々になると考えられる。

◎主体的に学習に取り組む態度:児童・生徒が「いかに学習を調整して、知識を習得するために試行錯誤しているか」という部分を評価

みかん

ぶっちゃけそんなに違いがわからないにゃー。1こ減っただけじゃないの?

テラス塾長

では、猫でもわかるように、今日は1つの観点に注目してみましょう!

通知表の評定を上げたければ、まずはこれを意識するだけでOK!

結論から言うと

主体的に学習に取り組む態度

を意識しましょう!

最近、生徒の話によると

生徒A

なんか自主学ノートについて細かく指示を出されたゾ・・・。漢字練習とか塾の問題とかこれにやって良いって言われたゾ・・・。

テラス塾長

おお!学校の先生もわかりやすく「主体的に学習に取り組む態度」を見ようとしている!笑

このような話は、各学年に見られました。

きっと先生たちも今は手探り状態なので、「自主学(自習)ノート」という、「努力の量が目に見える」「残すことができる」もので評価したいのですね!その気持ち、わかります笑

自分も教員時代は「関心・意欲・態度って目に見えにくいものだし、学習に対するアンケート調査をしてもいくらでも嘘をつけるし、難しいなぁ…。」と思っていました。

ですので、自分も自習ノートから評価することもありました。

その経験から、全国の学生の皆さんに「主体的に学習に取り組む態度」上げるアドバイス!

先生が評価を上げたくなる方法

①自習ノートが無いなら、各教科自習ノートを作って先生に見せる!

自習ノートを1冊作りましょう!

みかん

えーめんどくさーい。

テラス塾長

実はそんなに凝ったものにしなくてもいいんです!

書く内容としては、例えば

  • 教科書やプリント、ノートのまとめ
  • 間違った問題の解き直し
  • 気になったことについての調査
  • 学校や塾の問題集を解く(○つけ、直しまで完璧に!)

とりあえず、これらをやっておけば間違いないです!

大事なのは、いかに「この教科をできるようになりたい!」という気持ちで取り組むことです。

提出義務がある教科については言わずもがなですが、無くても独自で作って課題提出の時にでも

生徒A

先生!自習ノートも頑張って作ったんで見てください!

って言えばいいんです!ほんの数ページでもいいんですよ。とにかく、自分の努力を見せられれば!

需要がありそうなので、毎日自習ノートを宿題にしていた経験から、自習ノート専用の記事を作ろうかな・・・。

②先生に質問する!

わからないことや、不安なことがあれば、どんどん先生に質問しましょう!

授業中が難しければ、休み時間や放課後でもいいんです!

教師として、生徒が質問をしに来てくれるというのは本当に嬉しいもので、私もそういう生徒はよく覚えていました。

知識や技能を習得するために「粘り強く取り組む」ことが大事になりますので、質問は良いアピールになりますよね!

単純に授業中の挙手の回数を多くすればいい、という話ではなくなってきています。むしろ、授業中に何回も質問してくる生徒は「授業妨害」と見られるケースもあるようです!

勘違いしやすいこと

みかん

なるほどー!じゃあ自習ノートがんばって、質問だけしとけばなんとかなるにゃー。

テラス塾長

本当の「良い先生」はそれだけで評価しませんよ!

学校の先生は、教育のプロですから、皆さんが本当にヤル気になっているか、そうでないかは簡単に見抜いてきますよ!

あくまで今日伝えた方法は、「自分を成長させる」ための一例です。

先生に媚(こび)を売るためのものではないのです。

ただ、学校の先生は超多忙なのです・・・。

毎日、毎時間、一人ひとりの学習に対する姿勢をずーっと見ることが難しいのです・・・。

ですので、ノートや質問といった方法で、まずは自分からアピールすることが大事なのです。

もちろん、自分から話しかけたり、新しいことに挑戦することが難しい人もいるでしょう。

大丈夫。あなたが本当に「この教科が好きだ!」と思っているのなら、きっとそれが先生にも伝わりますよ。

この記事を見て、明日からの学校での様子が変わりますように!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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